・怒ると人が近寄らない
・怒ると情報が集まらなくなる
・怒ると本当のことを言ってもらえなくなる
誰でも怒っている人には近寄りたくないですよね。するとその人には情報が集まらなくなります。上司が怒っている時は、部下は本当のことが言いにくいものです。
「怒らない」と常に意識することは、自分の感情をコントロールする練習にもなります。
いざという時でも、「怒らないようにしよう」と思えるということは、それだけ冷静で余裕があるということです。冷静で客観的に物事を見れている時は、判断を誤ることはありません。
ニューヨーク・ヤンキース の松井秀喜選手が、怒らないのは有名な話です。松井選手は、意識的に怒らないことにしているのだそうです。
松井選手は危険球に対しては、自分の身を守るため、怒ったフリをするそうです。でも決して、心から怒っているわけではありません。
ゴルフのタイガー・ウッズ選手は、ミスショットの後、怒っている映像をよく見かけます。しかしそれは、ミスした自分の不甲斐なさに怒っているわけで、決してコースや他の選手に対して怒っているわけではありません。
怒りは他人など外に向けると成功できません。なぜなら他人のせいにしているからです。怒りは自分の内側に向けることで、反省し成長できるのです。
怒って解決することはほとんどありません。あなたが怒っても、周囲の人を不愉快な気持ちにさせるだけです。
両親、兄弟、夫婦など、親しい人に対しては、つい怒ってしまいやすいので、気をつけましょう。
それに怒っている間は、幸せな気持ちになれないので、人生損をしています。
世の中思い通りになることは、ほとんどありません。いちいち怒るのは無駄なことです。
もし怒りそうになった時は、あなたの成功を遠ざけてまで、怒らなければならないことなのか自問してみてください。
「その怒りは1億円に相当するのですか?」
相当しなければ、億万長者を目指すあなたにとっては、無駄な怒りなのです。