あなた独りの力では無理な事でも、他者の協力を得たり、世の中の仕組みを上手に利用することで、もの凄く効率が上がることがあります。
レバレッジにはいろんな種類があります。もともと自然界に存在する法則や、人間が仕組みとして作り出したものなど様々です。
例えば、商品を大量に生産したい場合、2倍にするのは簡単です。あなたと同じくらいの能力の人を雇えばよいだけです。つまり「人を雇う」ことが、レバレッジになります。
人間は誰でも1日24時間しかありません。でも人を雇うことで、雇った人の時間があなたの持ち時間にプラスされるため、レバレッジとして機能します。
人を増やしたコストに見合うくらい売上がアップし、採算がプラスなら、2人目、3人目と増やしていけます。しかしマイナスなら、人を増やすほど赤字になります。
また資金のレバレッジもあります。少ない自己資金をもとに数倍の取引をしたり(株、FX、不動産など)、株式を公開して、市場から資金を調達することもレバレッジです。
会社の経営者は、「お金」や「人」のレバレッジを使う方法を知っていて、実際に活用している人たちです。
あなたは他人のレバレッジになっていないか、意識したことはありますか?
普通、会社員は給与がもらえるかわりに、時間が拘束され、経営者のレバレッジとして働くことになります。
若いうちは経験を積むために、一時的に他者のレバレッジになっても良いと思います。専門的な知識が身に付くし、業界の仕組みも学べます。
しかしレバレッジなっていることを知っていて働くのと、知らずに利用されているだけでは、当然将来の結果が違ってきます。
もしあなたが会社員でも、部下がいる場合は、部下をレバレッジとして活用することができます。部下に仕事を任せることで、あなたはより生産性の高い仕事に集中できます。
では部下がいないく、立場が一番下の社員はどうしたらよいのでしょうか。
それはできるだけ業務を効率化する方法を考えることです。プログラムで自動化できれば一番良いでしょう。
プログラムを使えば、数倍から数万倍の効率を上げることも可能です。作ったシステムにあなたの部下になって働いてもらうのです。
プログラミング については、ネット上に情報がたくさんあります。あなたに適したWebサイトを探してみてください。
プログラムで作業を効率化することで、あなたの「時間が余る」ようになります。その時間を使って、新しいことや創造性の高い仕事ができるのです。
忙しいとお金持ちになれないと言われています。何故ならじっくり思考する時間が取れないからです。レバレッジを効かせて、思考する時間を生み出すように、工夫しましょう。
また若いうちから、投資のレバレッジについて、勉強することも大事です。勉強が最大のレバレッジになります。
*レバレッジは必ず正しい方向に使うようにしてください。負の方向に使うと、借金が増えたり、経営を圧迫することがあります。