人は何か行動をする時、主に2つのタイプに分かれます。
・考えてから行動する人
・行動してから考える人
どちらのタイプでも、成功することはできます。
もちろん命に関わる危険な事や、大金を失う恐れのあるものは、しっかり考えてから行動しなければなりません。
また、ビジネスを論理的に組み立てることが得意で、考えてから行動することで成功している人もいます。
しかし、リスクがそれほど大きくない場合は、「行動してから考える人」のほうが、成功しやすいと言えます。
何故なら、行動したほうが、判断材料が多くなるからです。
世の中、やってみなければ分からないことが、沢山あります。どんなに考えても、考えた通りになることのほうが、少ないのです。
それなら、すぐに行動してみて、結果をみてから考えたほうが、成功までの時間を短縮できます。
二人の友人に、ちょうど同じ時期に、同じアドバイスをしたことがあります。
どちらも「なるほど!」と言ってくれたのですが、その後の行動に差がありました。
一人目の友人は、「すぐにやってみる。」といって、アドバイスの通りに行動し、翌日には結果を出していました。
しかも、「それなら○○にも使えるよね」という具合に、自分なりに応用して、さらに多くの結果を出しました。
もう一人の友人は、しばらく連絡が無かったので、私のほうからメールしました。
メールには、より具体的な方法まで書いて、その手順通りに進めるだけで、結果が出るようにしたつもりだったのですが・・・
その友人からの返信は、「わからないことが多いので、勉強してみます。」と言うものでした。
勉強しなくてもできるのに・・・
私の説明が下手だったのかもしれませんね。
結局その友人が勉強して実行することはありませんでした。残念。
でも他の面ではいい人なので、友人関係に変わりはありません。
このように、「考えてから行動する人」の場合、行動までに至らないことが多いのです。
もちろん、すぐに行動しても上手くいかないこともあります。しかし行動すると、何らかの結果は出ます。
その結果をもとに原因を考え、行動を調整することで、最終的には成功することができます。
まずは行動してから考える習慣を身に付けましょう。